ファクトチェックを支援する技術的な取り組みについてデブサミ 2018 #devsumi でお話してきました

最近携わっているファクトチェック関連のお仕事について デブサミ 2018 でお話する機会 を頂いたので、登壇してきました。

ファクトチェックを技術的に支援する取り組み

昨年 6 月の ファクトチェック・イニシアティブ 設立とともに始まった テクノロジーを用いたファクトチェック支援 を目指すプロジェクト1 では、ファクトチェッカーの方々の業務を自然言語処理や機械学習を用いて効率化したり、またファクトチェックの成果物であるレビューデータをオープンに利活用できる仕組みを作ることを目的としています。

今回のデブサミでは、特に前者の取り組みについてお話ししました。発表資料は以下になります。

発表を終えて

発表では「ファクトチェック」の説明にかなり時間を割いて話をしたので、その分技術寄りの話がちょっと手薄になってしまった感がありました。自然言語処理や機械学習の濃ゆい話を期待していた方にはちょっと物足りない発表だったかもしれません 🙇

なおそのあたりの話題については発表でも言及したとおり、来月中旬に開催の 言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)2 における発表「ファクトチェックを必要とするニュース記事の探索の支援」で詳しい話が聞けることでしょう。

このプロジェクトで僕 (というかスマートニュース社) の役割はプロダクション運用可能なシステムの開発・構築・運用であり、発表にはそのあたりの話題も盛り込んでいます。ただ、資料作成の時間的な都合や発表時間の制約もあって、あまり十分な内容を盛り込むことができずこちらも内容が手薄になってしまったのが心残りです。

関連リンク

参考までに、本発表のツイートまとめやブログ記事へのリンクを載せておきます。


  1. たまに、この取り組みについて「スマートニュースがファクトチェックをする / している」と勘違いされていることがあるのですが、スマートニュースはあくまでプロジェクトに参画している一組織であり、またプロジェクトの目的もファクトチェックをすることではなく ファクトチェッカーを支援する ことが目的であることをご理解いただきたいなーと思っております。 

  2. すでに事前参加の申込期限は過ぎてしまっているようですが、どうやら当日受付もあるみたいです。 

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